インターナショナルヘルスケアクリニック

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2017.12.20

インターナショナルヘルスケアクリニック:医療搬送 4

医療搬送

今回は、医療搬送の内容についてお話ししたいと思います。

医療搬送を行う際、2日または3日の日程で予定を作成します。

韓国や中国など近隣の国々から医療搬送を行う場合は、主に2日間で予定を作成します。

初日に現地までの移動と、現地到着後すぐに依頼主が入院している現地病院を訪れ、依頼主の方や現地病院の担当医師、看護師と面会します。

そして2日目に、医療搬送を行います。

北米やヨーロッパなど、長距離の医療搬送の場合、3日間で医療搬送をの行程を組み、初日が移動、2日目に面会を行い、3日目に医療搬送を行います。

近距離、長距離を問わず、現地到着日と出発日の間に1日あると、間の日を有効に使える為、気持ちの問題かもしれませんが、安心して医療搬送を行う事が出来ます。

例えば、先にも述べたように、2日間で医療搬送の場合、現地に到着してすぐに現地病院を訪れ、面接を行うのですが、渡航前に現地病院の医師や看護師と日程の調整を行っても、他の患者様の状態によっては時間の変更や看護師からの情報収集のみの場合があります。その為、何か必要なものがあったり、こちらから担当医師に急遽お願いしなくてはならない事があっても対応して頂くのが難しい場合があります。その点、3日間で予定を組んでいる場合、2日目を有効活用できるので、面接の日程変更やこちらからの依頼に対応して頂けることが多々あります。

特に国際線を利用する場合、機内持ち込み荷物に関して色々な規制がある為、現地病院のスタッフの方々が患者様の為に準備してくださったもの、例えば嚥下の難しい方に用意してくださった食べ物など、を放棄しなくてはならない場合があります。患者様が機内食の摂取が難しいと判断した場合、これらの食事は患者様にとってとても重要になってきます。これら準備をして下さったものが依頼主に必要である事を説明するために、医師に手紙を書いて頂くよう、急遽お願いし、対応して頂きます。

次に面会に関してですが、現地医師、看護師と情報交換を行う事は重要なのですが、同じくらい重要なのは依頼主とその家族の方との面会になります。実際に医療搬送を行うまで、依頼主とそのご家族の方とのやり取りはメール又は電話でのやり取りとなります。その為、実際にお会いした時、「実際にお手伝いしてくださるか、とても心配だったんです。」と、言われることが多々あります。異国の地で入院し、言葉の問題で意思の疎通が難しい環境で頑張ってきたのですから、不安になるのは当然のことだと思います。だからこそ、医療搬送を行う前に、しっかり面会を行い、医療搬送の流れを説明し、不安を取り除くことはとても重要になってきます。不安を取り除くことによって、患者様が不穏になることもありませんし、同行されるご家族の協力を得ることも可能になってきます。

そして、医療搬送当日。 現地病院のスタッフ、空港スタッフ、航空会社スタッフ、民間救急スタッフ等々、多くの方々の協力を得て、安心かつ安全に目的地に向かえる様注意しながら帰国の途につきます。