インターナショナルヘルスケアクリニック

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2018.2.7

フィリピンで予防接種の接種率が低下

海外渡航者ワクチン

BBCニュースの記事によりますと、フィリピンの政府関係者はデング熱の予防接種への恐怖心で予防接種の接種率が下がり、予防可能な病気にかかってしまうリスクが高くなっていると話しています。  蚊に刺されることによって発症するデング熱は、毎年、世界中で4億人が罹患しています。フランスの製薬会社SanofiはDengvaxiaというデング熱の予防接種を最初に開発した会社ですが、今までにデング熱に罹患していない人がこの予防接種を打つと症状が悪化する場合があると注意を促していました。
フィリピンでは、80万人の子供たちがこの予防接種を摂取、その内14名の方が亡くなられています。 この報告を受け、Philippine General Hospitalが調査を実施、結果報告では、このワクチンと14名の死亡には因果関係が見つからなかったそうです。
現在、Sanofiは、デング熱に感染していない患者にDengvaxiaを接種した場合、死亡する場合がある事を公開し、WHOは過去にデング熱に罹患していない人は予防接種を行はない様推奨しています。このような結果を踏まえ、フィリピンでは、デング熱以外の予防接種も接種しない方が増え、予防できる疾患に関しても予防出来なくなる恐れがあると危惧しています。

参考文献

 BBC NEWS

http://www.bbc.com/news/world-asia-42929255