インターナショナルヘルスケアクリニック

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2018.5.1

国際医療搬送のあれこれ その2

医療搬送

「亭主元気で留守がいい。」なんて言葉を聞くことがありますが、今回は単身で海外に長期で駐在されていた方のお話です。

中高年世代の男性の方で、ご家族は日本に残り、ご本人様だけ海外に駐在されておりました。いわゆる単身赴任をされていた状況です。駐在する前は特に病気もなくバリバリ仕事をされており、病気とは無縁の様でした。

海外に駐在してからは、特に体調の不良を感じ無かったため、健康診断等は受けずにいたようです。海外の駐在先はアジア圏で、気候も暖かく、人々もおおらかで、ご本人は快適に過ごされていたようです。また、駐在先の国では、お酒が安く、食事も美味しいと海外での一人暮らしを満喫されていたようです。

駐在員となって数年が経った時、突然倒られました。原因は脳梗塞でした。すぐに治療を受け、一命をとりとめたものの意識状態の回復は遅く、長期療養となると考えられ、日本で継続治療を行うために、医療搬送となりました。 搬送には、会社の上司の方、同僚の方のサポートがあり、無事に帰国、現在療養をしております。また、このケースは、何百万もする海外からの医療搬送費用についても会社が全額負担するという事でしたので、ご家族は費用の心配はなく、帰国という事となっております。

中高年男性の独身生活で、好きなようにお酒を飲み、食事などあまり気遣いもなく、また気を使っていただけるご家族もそばにおらずという状況でした。若いころよりも健康に気を遣う必要のある年齢になっていたのにもかかわらず、暴飲暴食、不規則な生活で、高血圧症を現地で発症し、脳梗塞を発症してしまいました。

地域によっては、栄養のバランスも悪く、味付けの濃いところもあり、また今回のケースのように、お酒を沢山飲む生活に陥りやすくなるケースもあります。

病気で重症になった時の事を考えると、海外での健康管理はより重要になっていますので、是非、ご自身の体に気を使ってあげて下さい。