インターナショナルヘルスケアクリニック

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2019.3.8

世界98カ国ではしかの感染者が増加

海外医療情報

国連児童基金(ユニセフ)が3月1日、2018年の麻疹(はしか)の感染数が世界98カ国で2017年より増加し、現在でもウクライナやフィリピンで急増するなど世界規模で流行していると発表しました。共同通信社、中日新聞、アメリカFOXニュースからの記事です。

現在アジアではしかの感染が拡大傾向にあり、今年に入ってフィリピンではすでに1,2000人以上が感染、昨年の感染者数約1,6000に迫る勢いです。

一方、日本は2015年にWHO(世界保健機構)から土着ウィルスによる感染がない排除状態と認定されていますが、2019年に入って大阪府や三重県等で約220人以上の感染が確認、

過去10年で最多のペースになっています。

国立感染症研究所は流行国に渡航予定のある方に対して、ワクチン接種歴を確認するなど予防を心がける様呼び掛けています。

 

ちなみに、2017年と比較して2018年の症例数の増加が最も高い10カ国は以下の通りになります。\r\n

    \r\n

  1.  ウクライナ
  2. \r\n

  3.  フィリピン
  4. \r\n

  5.  ブラジル
  6. \r\n

  7.  イエメン
  8. \r\n

  9.  ベネズエラ
  10. \r\n

  11.  セルビア
  12. \r\n

  13.  マダガスカル
  14. \r\n

  15.  スーダン
  16. \r\n

  17.  タイ
  18. \r\n

  19.  フランス
  20. \r\n

\r\nUNICEFのHPより

 

参考文献

UNICEF

https://www.unicef.or.jp/news/2019/0030.html

中日新聞

https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019030202000293.html

共同通信社

https://this.kiji.is/474387371384800353

FOX NEWS

https://www.foxnews.com/health/philippine-measles-epidemic-infects-14938-and-kills-238-officials-say