インターナショナルヘルスケアクリニック

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2018.4.24

輸入狂犬病ワクチンの接種回数の変更について

海外渡航者ワクチン

輸入の狂犬病ワクチンの接種回数が変更になりました。国産の狂犬病ワクチンの変更はございません。2018年4月20日にWHOより発表された新しい狂犬病に関するガイドライン、”WHO Position Paper”によると、変更前は狂犬病予防の為、3回予防接種を行っていましたが、変更後は2回接種となります。2回目の摂取は1回目の接種後7日目に接種する事を推奨しています。もし犬やその他の哺乳類にかまれた場合、その事象が起こった当日に狂犬病ワクチンの接種を行い、その後3日目、7日目の計3回の摂取を行います。今回の狂犬病ワクチンの接種回数の変更はVerorab等の輸入ワクチンが対象で、狂犬病の国産ワクチンに関しましては変更は御座いません。

参考資料

WHO

http://www.who.int/neglected_diseases/news/guidelines-and-recommendations-on-lifesaving-immunization/en/

http://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/272371/WER9316.pdf?ua=1

国内予防接種スケジュール https://www.niid.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html