International Health Care Clinic

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2025.5.1

お腹弱めな旅行好き看護師⑥~国際医療搬送(韓国)~

久しぶりのブログになってしまいました!

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
冬が終わり、すんごく短い春が終わり、一気に連日夏日の気温が続いてますね。
4月でこの気温…夏はどうなるのでしょうか?泣(夏苦手な私です。)

さてさて、今回は韓国からの医療搬送のお話をしたいと思います。

その前に少しお話を…「国際医療搬送をしている」と言うと患者様と一緒に飛行機に乗り機内で医療行為を行う大変な仕事だね、と言って頂きます。
確かにいつもと違う環境で医療を行うし、機内で使える医療機器は限られてるし、毎回医療搬送の前はものすごく緊張しています。
でも実は、それよりも大変なのが『準備』だったりします。

当クリニックは航空券のチケットや日本側の救急車の手配など、ほとんどの医療搬送の準備を自分たちで行うことが多いです。
医療搬送を行う際は、搭乗予定の航空会社様へ事前に申請を行い診断書などを提出したうえで、医療搬送の許可を頂きます。その許可を頂くのに数日かかることもあります。一度診断書を提出しても、患者様の状況が変わったら再提出することもあるからです。
なるべく早い帰国を希望されている患者様には、こちらも準備を急ぎ、なるべく希望に沿った日程で行えるように日程調整をするのですが、関係機関の返答待ちで準備がストップしてしまうことも。

今回も急いで準備したのにも関わらず、航空会社さんの許可が下りたのが、まさかの医療搬送を行う前日!
全日にはすでに韓国入りをしていた私は、平然を装いつつ、もし許可が下りなかったらどうしようと、心の中で猛烈に焦っておりました。笑
もちろん、ご家族にも航空会社さんの許可が下りていないこと・許可はないけど韓国入りはすること・許可が下りなければ医療搬送が出来ない旨を伝えておりました。そのため、無事に許可が下りたことをお伝えしたときはご家族様と一緒に安堵しました。
その後の医療搬送は何事もなく、無事に終わりました。

このように準備段階でバタバタすることも多いです!
実施中ももちろん大変ですが準備段階も大変なことが多く、特に書類仕事が苦手な私は、忘れている手続きはないかなど何度も何度も確認したりします。

今回は医療搬送を行うまでの準備を少しご紹介しました!
これから、どんどん気温が上がる気がします…‼
皆さま、体調など崩さぬようお気をつけください!

≪ちょっとしたプライベート時間のお話≫
仕事後、有名な夜市場で夜ご飯を食べました。韓国料理大好きな私はテンション上がりましたが、今回は看護師のみの案件で一人ご飯なので…やっぱりちょっと寂しかったです(;;)
(韓国の中華料理のタンスユクとちゃぽんオススメです~韓国行かれる方是非食べてみてください~)